メガネのヒメゴト
「結婚しないか」


こじゃれたレストランを予約してくれ、そこで食事をしている最中、彼がつぶやく。


彼ももう若くはないとわかっているし、わたしももう若くない。


これ以上、他のヒトとの出会いももうないだろうと少しずつ思っていた。


彼はわたしのことを十分に愛してくれているのがわかっているから。


わたしは彼の愛を受け取る方向で考えは固まっていた。


「俺がミズキをずっと守っていてあげるから」


「わたしでいいなら」


彼はわたしのプロポーズを成功したのでうれしくってガッツポーズでジャンプしまくっていた。


それを横目にわたしは青い石をずっと見ていた。

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