メガネのヒメゴト
「どうした? 泣いているのか?」
しばらく呆然としていて、我にかえり、顔をあげた。
彼が居間の入り口で立ち尽くしていた。
わたしは急いで彼の胸に飛び込み、抱きしめた。
彼は目をまるくしていたが、うけとめてくれた。
「今日は早かったんだね」
「仕事が早く片付いたからさ」
わたしは彼の胸の中で小さい声であなたの名前をココロの中でつぶやいてみる。
リングを光らせた左手でわたしの頭をなでてくれた。
顔をあげるとやさしい表情を浮かべた彼の顔をあった。
何度見ても、メガネ越しにはもう、マサトの顔がうつらなかった。
ヨウイチの顔をちゃんと見て、唇を重ねあった。
これからどんな未来が待ち構えているのだろうか。
新しい夢の続きは、ヨウイチとの生活の中でゆっくり見ていこう。
そう強く念じながら。
(了)
しばらく呆然としていて、我にかえり、顔をあげた。
彼が居間の入り口で立ち尽くしていた。
わたしは急いで彼の胸に飛び込み、抱きしめた。
彼は目をまるくしていたが、うけとめてくれた。
「今日は早かったんだね」
「仕事が早く片付いたからさ」
わたしは彼の胸の中で小さい声であなたの名前をココロの中でつぶやいてみる。
リングを光らせた左手でわたしの頭をなでてくれた。
顔をあげるとやさしい表情を浮かべた彼の顔をあった。
何度見ても、メガネ越しにはもう、マサトの顔がうつらなかった。
ヨウイチの顔をちゃんと見て、唇を重ねあった。
これからどんな未来が待ち構えているのだろうか。
新しい夢の続きは、ヨウイチとの生活の中でゆっくり見ていこう。
そう強く念じながら。
(了)
