ばいばいの笑顔
ずっと真っすぐに前を向いていた顔を、思わず上げた。
見上げた先には、いつもの顔があった。










泣きそう…………






そう、思った瞬間。
優くんの手の平があたしの頭に乗った。



「俺に、言って?」


























「…うん…」

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