ミク。
この日の夜、夕食、洗い物、入浴が順調に済んだ為、隠れ家に帰る前に居間で珠里夜と並んで半分に欠けた月を眺めながら晩酌を楽しんでいたら、先に寝付いたハズの陽菜が同じ布団の中から消えた人物が居る事に無意識の感覚で気付き、起き出すとウトウトしながら間に入ってきた。
【‥まだ寝ないの?】
眼を擦って、かなり眠そう。しかし寝落ちるもんかと頑張っている所は笑えるし、同時に良くここまで。と感心してしまう。だが、
【ユキ…今日からうち居るよね?】
「‥いや。これ飲んだから帰る。」
【なんで?】
悪気なく、ここで寝起きを共にしたいと誘われるのは嬉しくも有り、非常に厄介な話しだ。…‥別に、しつこいとか、束縛されてる気がしてくるというモノでは無いが、せめて睡眠時くらいは無心になって安らかに眠りたい。しかし彼と同じ空間。しかも布団を御一緒なんてしていたら、とてもじゃ無いが無心になれないし、下手をすればあまり良く眠れなくなってしまう事を避けたいのだが、下手な理由を云って断れば勘の鋭い彼は瞬時に気付き、また、昼間聞かされたような変な不安感を与えてしまう。だから、厄介なのだ。
【ねぇなんで?だって縦琴造ってくれたの今日貰ったし、もぅ二ヶ月一緒に寝てないよ?】
「つってもやっぱり、姉さんに迷惑だろうから、この酒飲んだら帰るよ。」
もちろん、鼻から予想はしていたが、そう苦笑ぎみに云ってみた所で【そっか】と、ただ納得して引き下がる可愛さはこの子には無い。こうなるとこの場の主導権を持つ珠里夜に判断を依頼するのだが、その駆け引きのし方も見た目とは相反したものなのだ。
【‥まだ寝ないの?】
眼を擦って、かなり眠そう。しかし寝落ちるもんかと頑張っている所は笑えるし、同時に良くここまで。と感心してしまう。だが、
【ユキ…今日からうち居るよね?】
「‥いや。これ飲んだから帰る。」
【なんで?】
悪気なく、ここで寝起きを共にしたいと誘われるのは嬉しくも有り、非常に厄介な話しだ。…‥別に、しつこいとか、束縛されてる気がしてくるというモノでは無いが、せめて睡眠時くらいは無心になって安らかに眠りたい。しかし彼と同じ空間。しかも布団を御一緒なんてしていたら、とてもじゃ無いが無心になれないし、下手をすればあまり良く眠れなくなってしまう事を避けたいのだが、下手な理由を云って断れば勘の鋭い彼は瞬時に気付き、また、昼間聞かされたような変な不安感を与えてしまう。だから、厄介なのだ。
【ねぇなんで?だって縦琴造ってくれたの今日貰ったし、もぅ二ヶ月一緒に寝てないよ?】
「つってもやっぱり、姉さんに迷惑だろうから、この酒飲んだら帰るよ。」
もちろん、鼻から予想はしていたが、そう苦笑ぎみに云ってみた所で【そっか】と、ただ納得して引き下がる可愛さはこの子には無い。こうなるとこの場の主導権を持つ珠里夜に判断を依頼するのだが、その駆け引きのし方も見た目とは相反したものなのだ。