ミク。
だから心を閉ざしたままでは上手く成長する事も能力を開花させる事も出来ず、珠里夜の元に来てから…‥。だから初めて会った時、彼はあんなにも幼い容姿をしていたのだと手に取るように分かった。そして彼もまた、自分と同じように将来四季神として生まれた者だけに特別与えられる季節の屋敷には出来れば入りたくないという事も、

【‥だからね、あの時からお姉さまはお姉さまで、私の大切なひと。…でも、時間きたらサヨナラするでしょ?私……‥次のひとの所あまり行きたくないけど、いつか住むお屋敷には‥もっと行きたく!】

でも、お姉さまには云わないでと云って泣きそうになる彼を見て、思った。
いつか自分の夢を叶えるだけでなく、彼と一緒に住みたい。と…‥。その後だ。彼女のお陰で印鑑が手に入り、定勤週四日で空きがあった軍に人数調整と天帝さまじきじき推薦の派遣社員として働けるようになったのは。だから、絶対。必ず叶えたい!

「僕も陽菜のトリマーごっこ手伝おうかな?」

【え?いいからユキ寝てて。疲れてるでしょ?】

「昼寝は一時間すれば十分。それにもぅ三時だし早くしないと終わらないよ?可愛いトリマーさん。」

仮眠から起きたユキは庭で順番に呼んだ友達をせっせと一人で洗ったりブラッシングしていた陽菜に話し掛け、それに対し頬を僅かに染めて照れている彼のすぐ隣に歩んできて腰を下ろすと指示をした。

「ブラッシングは僕がするから洗って。ブローは最後の子が終わるまでは自然乾燥でいくよ」
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