ミク。
動物が狩りをするのは悪まで己を生かす為で、子供が居れば子供の分も狩りをするが、それ以外は目の前にどんなに獲物となるものが群を成していても手を出す事は無く、時には同じ場所に狩る。狩られる。以外の目的で集まったり、まったりする事も希ではない。
そういう道理を彼はちゃんと理解していて、彼等を友達だと云い、彼等と話をしたり分かち合う事が出来ている。その姿勢はまるで巫女のようだと思わずにはいられない程、聡明だ。だがその為に彼は同族である他人との関わりを苦手としている節がある。
【あのね?私……友達以外の友達はいらない。大切なひとはいなくても良いって、ずっと思ってた…。】
…‥と、以前聞かされた事がある。その理由は、
【だって、友達は酷いウソつかないけど、ここに住んでるいっぱいのひとはウソつくでしょ?だから、すごく、嫌。】
それは、彼が云いたかった事は体裁を繕う為、偽善者の仮面をつけている者達が大勢いて、親兄妹や友達、恋人にまで本音と建前を使い分けているから、それが信用出来ないという事と、だからこそ、なんだか関わるのが怖いと云いたいんだという事が分かり、知ったのだ。
【初めて、お姉さまだけがね、私の友達を認めてくれたの……‥嬉しかった】
彼は、珠里夜の元に来るまではずっと最初の育母から動物と変な事をしていたら他者から自分が変な眼で見られるから外に出るなだの、庭に蛇やミミズや害虫を集めて触るなだのと激怒されて子供部屋に鍵をかけられて閉じ込められたりしたらしい。だから室内でネズミやゴキブリを呼んで遊んでいたら気が狂っているだの精神異常だのと騒がれ、それ専門の医者を呼ばれた事まであると聞かされ初めて知った時は哀れみで胸が痛くなったのを良く覚えている。
そういう道理を彼はちゃんと理解していて、彼等を友達だと云い、彼等と話をしたり分かち合う事が出来ている。その姿勢はまるで巫女のようだと思わずにはいられない程、聡明だ。だがその為に彼は同族である他人との関わりを苦手としている節がある。
【あのね?私……友達以外の友達はいらない。大切なひとはいなくても良いって、ずっと思ってた…。】
…‥と、以前聞かされた事がある。その理由は、
【だって、友達は酷いウソつかないけど、ここに住んでるいっぱいのひとはウソつくでしょ?だから、すごく、嫌。】
それは、彼が云いたかった事は体裁を繕う為、偽善者の仮面をつけている者達が大勢いて、親兄妹や友達、恋人にまで本音と建前を使い分けているから、それが信用出来ないという事と、だからこそ、なんだか関わるのが怖いと云いたいんだという事が分かり、知ったのだ。
【初めて、お姉さまだけがね、私の友達を認めてくれたの……‥嬉しかった】
彼は、珠里夜の元に来るまではずっと最初の育母から動物と変な事をしていたら他者から自分が変な眼で見られるから外に出るなだの、庭に蛇やミミズや害虫を集めて触るなだのと激怒されて子供部屋に鍵をかけられて閉じ込められたりしたらしい。だから室内でネズミやゴキブリを呼んで遊んでいたら気が狂っているだの精神異常だのと騒がれ、それ専門の医者を呼ばれた事まであると聞かされ初めて知った時は哀れみで胸が痛くなったのを良く覚えている。