ミク。
【…ふ‥‥‥‥ゆ‥‥】
「~‥ハル……。」
何も抵抗なんかしない。まるで人形のようにされるがままの春の唇に軽く合わせた自分の唇を通して冬は不思議な感覚を知る。
…‥甘い…‥。それに、キスって、こんなに温かくて幸せな気持ちになれるモノだったのかな?…と。
冬は、今まで知らなかった。知る事なんて許されなかった感覚を知ってしまうともっと欲しくなってしまい、チュッ。チュッ。と初々しくてぎこちない柔らかなキスを何度も春の唇にしながら彼のワンピースのような白い神衣の前ボタンに手を掛け始めると、何か温かな雫をボタンを掴む指先に感じ、ふと自分が捕らえていた無抵抗な獲物を見るなりハッ!とする。
「っ、は…‥春‥!?」
春が、声もあげずにアメトリン色の瞳を震わせてポロポロと止まらない涙の雫を溢しながらずっと自分を見つめていたのだ。
「…‥これは…‥」
解放したとたん止まらない涙を見られないように深く下向いて左手で顔を隠し、右手を床について声をあげて泣き出した春を前に、ようやく自分の中で変化し、膨らんでしまった気持ちの正体を冬は実感する。
「ごめん!急に変なコト…‥怖かったよね!?」
気付いてしまった。彼の(好き)と自分の(好き)の違いを…。何故、可愛い。一緒に居てあげないと。と思ってしまうのか?何故、女の子なら良いのに、なんて思う事が多かったのか?何故、ここに来る前の事を春にだけは知られたくないと思っていたのか?……………それは、その正体は、この子の事が、自分は…。
「~‥ハル……。」
何も抵抗なんかしない。まるで人形のようにされるがままの春の唇に軽く合わせた自分の唇を通して冬は不思議な感覚を知る。
…‥甘い…‥。それに、キスって、こんなに温かくて幸せな気持ちになれるモノだったのかな?…と。
冬は、今まで知らなかった。知る事なんて許されなかった感覚を知ってしまうともっと欲しくなってしまい、チュッ。チュッ。と初々しくてぎこちない柔らかなキスを何度も春の唇にしながら彼のワンピースのような白い神衣の前ボタンに手を掛け始めると、何か温かな雫をボタンを掴む指先に感じ、ふと自分が捕らえていた無抵抗な獲物を見るなりハッ!とする。
「っ、は…‥春‥!?」
春が、声もあげずにアメトリン色の瞳を震わせてポロポロと止まらない涙の雫を溢しながらずっと自分を見つめていたのだ。
「…‥これは…‥」
解放したとたん止まらない涙を見られないように深く下向いて左手で顔を隠し、右手を床について声をあげて泣き出した春を前に、ようやく自分の中で変化し、膨らんでしまった気持ちの正体を冬は実感する。
「ごめん!急に変なコト…‥怖かったよね!?」
気付いてしまった。彼の(好き)と自分の(好き)の違いを…。何故、可愛い。一緒に居てあげないと。と思ってしまうのか?何故、女の子なら良いのに、なんて思う事が多かったのか?何故、ここに来る前の事を春にだけは知られたくないと思っていたのか?……………それは、その正体は、この子の事が、自分は…。