傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】
永「んー、かすかな気配だけだからなあー。柞でさえ気づかなかったくらい」
柞は、藤井組で俺らと同じぐらい…いや、俺らより長い滞在経歴を持つ優秀な役員だ。
洞察力は役員の中でも上位を争うくらいでほぼ俺らと変わらねえくらい?
歳は…俺より、1コか2コ上くらい?
流「柞でも…気づかない、ね。それにしても、百合ちゃんから柏木組を潰せって…」
クスッと笑う流星。
永「俺も早く潰してえ!」
グーっと体を伸ばしコキコキと肩をならした。
流「でもまだ情報は完璧じゃない」
知ってる。
けどさあ…イラつくよな。
コソコソするなら面と向かって来いっつうの!!!
永「クソが」