silve shining
「安心しろと言われても…逆に複雑。」

 と、結香が言った。

 すると、笹目君が納得いかないかのように、私に聞いてくる。

「なんで藤咲か鞍馬か藤堂が抜けなきゃいけないんだ?別に悠斗でも良かったろう?」

「うお…さり気なく酷い。」

 私は、笹目君の問いに、答えを濁すように言う。

「あぁ…その事か。…まぁ、また明後日にでも話すよ。」

 すると、もっと納得いかないかのように、笹目君は言う。

「今、教えて欲しい。何故だ?何で…俺達に隠す…?」 

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