silve shining
「……藤咲。お前の番だぞ。」

 あれ、もう亜紀の召喚終わったの?

 佑先生に呼ばれ、はっとする私。

 周りにはまだ生徒が残っている。

 その中には、亜紀達だっている。

 紫桜と理人まで。
 
 あれ?皆、何で戻らないの?

 すると、佑先生が言った。

「あぁ、あいつらは藤咲の使い魔を見たいって言って聞かないんだよ。」

 そうなのか。

 じゃあ、私も召喚しようかな。
 
「……此処に在りし我が力に答えよ。

 汝、我の願いを叶えたまへ……」

 そう言うと、パァと光が差し込む。

 
「ーやはり、私を呼んだのは、貴女ですかー…」

 そこに居たのは…

「熾天使(シテンシ)……?」

「そうです。我が名はセラフィス。藤咲葉月、貴女の願いを聞き入れました。」

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