不機嫌な彼のカミナリ注意報
 邪魔しちゃいけない。聞かなかったことにしよう。
 そう思って立ち去ろうとしたのだけれど、この声にはすごく聞き覚えがあるような気がして足が動かなくなった。

「んっ……もう……」

「感じてるくせに。ちょっとだけ……ここを触ってもいい?」

「え、ダメだよぉ」

「そう言われても触るけど。我慢できない」

 いやいやいや、会社の中でなにをしてるんですか?!

 でも、この声は………

 あ! 笹岡さんと、清瀬さんだ!!!!

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