不機嫌な彼のカミナリ注意報
「もぅ……ダ~メ。あっ」

「ここ、こんなになってるのにダメはないだろ?」

 い、いかん、いかん!
 衝撃的過ぎて足が地面に張り付いたみたいに動けなかったけれど、ここでずっと立ち聞きするわけにはいかない。
 そんなことしたら、私……変態になってしまう!!

 先ほどの艶かしい声の様子から、ふたりがきっとイチャイチャと仲良くしているのだろうと、頭の中であれこれ想像すると、カーッと顔が熱くなってきた。

 さすがに最後まではしないと思うけれど……
 でも笹岡さんは、我慢できないとかなんとか言っていたし……
 いやいや、我慢してくださいよ、お家かホテルまで!

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