不機嫌な彼のカミナリ注意報
「緒川さん! 」
振り向くと、私の真後ろに困った顔で清瀬さんが立っていた。
「どうしたんですか?」
「今ね、総務から連絡があって、急に専務に来客があるそうなの。でもそれが十一人だって言うのよ!」
「え?! それはまた大人数ですね」
大手商社である我が社では、こういったことは珍しい。
特に専務クラスになると何日も前からアポが入っているから秘書課で来客は把握しているし、それに普通は少人数だ。
数名の来客ならば専務室にお通しすればいいのだけど、それが十一名ともなると、部屋に入りきらない。
振り向くと、私の真後ろに困った顔で清瀬さんが立っていた。
「どうしたんですか?」
「今ね、総務から連絡があって、急に専務に来客があるそうなの。でもそれが十一人だって言うのよ!」
「え?! それはまた大人数ですね」
大手商社である我が社では、こういったことは珍しい。
特に専務クラスになると何日も前からアポが入っているから秘書課で来客は把握しているし、それに普通は少人数だ。
数名の来客ならば専務室にお通しすればいいのだけど、それが十一名ともなると、部屋に入りきらない。