俺様王子と2℃の恋
 だけど、まぁ……
 樹は私の彼氏であって、私ではない女の人が迫ってるわけだから、ただ傍観しておくわけにもいかない。

 大事な場面で無力化する私の彼氏を助けるために、足を動かした――


「ちょっと!」


 そして、女の人と樹の間に入り込む。
 樹も、そして女の人もビックリしたようだったけど、でももっと驚いたのは私だと思う。

 なぜか――?

 それは、目の前の女の人が文句の付けどころがないくらい綺麗だったからだ。
< 284 / 319 >

この作品をシェア

pagetop