さくらへようこそ
こう言う準備は、大倉は好きなのかもしれない。

「お酒はどうする?

ノゾミちゃん、飲める?」

安部に確認をした美桜に、
「ノゾミちゃん、お酒苦手っぽいからなあ」

安部は苦笑いをした。

「飲みたい人がお酒を飲むって言うのはどうですか?」

そう提案した大倉に、
「あー、それいいですね」

美桜と安部はうなずいた。

「料理は私に任せてください!

たくさん作りますから!」

拳を出して得意気に笑った美桜に、安部と大倉は愉快そうに笑った。
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