さくらへようこそ
一体何をすると言うのだろうと思った美桜に、
「パーティーがいいと思います。

ノゾミさんの卒業を祝う、卒業パーティーが」

大倉が答えた。

「なるほどー!」

安部がパンと、両手をたたいた。

「いいアイデアですね」

美桜も納得したと言うようにうなずいた。

「どうせだったら、横町のみんなを招待してパーティーをやりましょうよ!

会場はここでどうですか?」

美桜は安部に聞いた。

「えっ…」

安部は困ったと言う顔をした。
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