また、キミに逢えたなら。


「保、俺のマネばっかすんなよ」



「はぁ?してねーし!俺は小さい頃から医者になりたかったんだよ!」



「ウソ付け、ヒーローになるとか言ってたの覚えてんだけど」



「お前、それ保育園の時の話だろ?まぁでも、あながち間違ってねーよ」



へへっと鼻をすすりながら得意気な顔をしてみせる羽生君。



「医者ってヒーローみてぇじゃん?決めた、俺はそんな医者になる!」



えっへんと両手を腰に当てて偉そうにする羽生君に、シロー君と瑠璃は苦笑いをした。



「いいね、ヒーローか!確かにそうかもね」



二人の夢を私は応援する。


それでね


この時思ったの。


私も人の役に立つ仕事がしたいって。


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