また、キミに逢えたなら。
そこには深刻な表情をしたシロー君の主治医の先生と、看護師さんが数人立っていた。
「診察に来たんだけど、君たちはちょっと出ていてくれるかな?」
先生が優しくにっこり微笑む。
だけどすぐに険しい顔付きになって、機械がたくさん付いたシロー君の元へと向かう。
心電図モニターに点滴を管理する輸液ポンプ。
さらには、注射器で微量の薬をゆっくり投与するシリンジポンプまでもが繋がっている。
点滴も腕からじゃなくて、鎖骨にある心臓に近い大きな静脈から施されていた。
歩くどころかもう起き上がることさえ出来なくて、一日の大半を寝て過ごすようになっていた。