隣の王子の裏の顔
始業式が終わり教室へ帰ると
「んじゃ、プリント配んぞ」
学校でよく見るプリントリレーでプリントを配る。
私のところに来たので後ろへ回そうと振り返ると
ーげっ月島侑輝。
そう言えば苗字一緒なんだからいても不思議じゃないか。
私がプリントを渡すと
「ありがとう。」
あの胡散臭い笑顔でそう私に言った。
やめて欲しいわ、ほんと。
あ、やば。一瞬顔に出たかも。
私は何もなかったようにでいいえ。といい体勢を元に戻した。