強引上司のターゲット
ん…?


瞬間、バチっと目が合ってしまった…。

もう一度布団に潜るなんてのも逆に恥ずかしいと思ってそのまま課長を見ていると、課長の困り顔に拍車がかかり、なんだかとっても…かわいい、ぞ?


ドアノブの手を下ろしてみたり、頭を掻いてみたり…そんなことするなんて…!
逡巡した様子で


「ちょ、おまえ、な、、なに今更照れてんだよ…!うつるだろー」


なんて言っている!

エーーーー!!
課長が照れてる!
照れて困ってる!!!


いつもは余裕かましてチャラい雰囲気出しちゃって、あたしのことからかってばっかりの課長が!


すっかり勝った気のあたしは、思わず笑いが込み上げてしまう。


「っふははははは!あはははは!」




「もういいからこっち来いよ、朝ごはんっ!」




あぁやっぱり課長が一番だ、なんて思いながら、朝食の準備に向かった。
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