強引上司のターゲット
「み、見えます!見られます!」
こんな状況でさえ、曇りガラスを気にするあたしはドアホウ過ぎる。
もっと他に言うことあるでしょ!
ほら今だって…。
なんて自分に突っ込んでたのがダメだったんだ。
緩んだと思った新庄さんの腕はそのままあたしの両肩を掴んで
噛みつくようなキスをした。
「んはぃっ!」
そして、こんな状況になってさても、あたしの口から出たのは
“痛い”
という言葉だった。