好きとスキが重なった日
*篠塚蓮の心の中*


まさかあの人から俺宛に依頼がくるなんて、思ってもいなかった。


深瀬悠真…お前は本当に俺の存在を忘れているのか?


俺はお前をけして許した訳ではない。



あの日お前がしたことで、どれほど人を傷つけてきたのか・・・。


いい加減、偽善者振るのは止めれよ!



あの彼女、美莉亜って言うのか…


ふ~ん。
けっこう可愛いじゃん!


俺はあの人を守れれば、それでいいんだ!


だから深瀬悠真の大切な物を、俺が奪うと決めた。






裏の顔を持っている俺を止められるかな?


ハハハハハ。




絶対俺がお前を守ってやるから
心配するな。
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