優しい瞳

運命

あと、一週間でインターハイ地区予選

バスケの強豪校である内前高校でも、最後の追い込みをしている。

内前高校は、スポーツが有名な高校なのでグラウンド四つ、体育館五つ、武道館二つという、とんでもない高校なのだ。

今日も、バスケ部は第一体育館で汗まみれで練習をしている。

「休憩ー 十分間ね!」

「「「「「はーーーい」」」」」

バスケ強豪校のキャプテンである
星島彩は、最近頭痛に悩まされていた。

前から、だったが最近は 少し頭痛がひどくなった気がする。

「あやーん。あんた、大丈夫ね?
インハイの予選も近いし、一応病院、いってきたら?」


「やっぱ、結衣もそう思う?
なんか、あったらこわいもんね。
じゃあ、明日行こうかな。」

「そうしな、明日は私が まとめるから。
最後のインハイだからね!
気合十分!」

「結衣、たのもしー!
よろしくお頼み申す。 あはは」

「お任せ下しいでござんす。あはは」

「よしっ、休憩終了!」


「休憩終了ーー!さっきの場所に戻ってーー」

「「「「「はーーーい」」」」」


「ねぇねぇ、加奈江、
彩って、すごいよね。あんな、上手にまとめられるキャプテン他にいないよね」

「うん。彩はみんなの太陽みたいだよね
いなくてはならない存在みたいな。」

「瑠花もそう思うー!彩ちゃんは瑠花のおねちゃん!」

「「瑠花?それ、なんか意味違くない?」」

「瑠花!加奈江!結衣!喋らないよー!」

「「「はーーい」」」

「「「おこられちゃったね あは」」」

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