私と上司の秘密
「そっか、取り合えず、一緒に今から食事でも
行かないか?」

私の話の内容を全く気にすることがなかった
ように、話題が変わった。


課長の口角の片方の端が少し上がり、不敵な笑を浮かべたことに、恥ずかしくて緊張していた私は、そのことに気付かなかった。


予想外のことに、一瞬、戸惑ったが、調度、お腹が空いていたのと、課長の大好きな手を眺められるといういたって単純な理由から、

「はい。」

とあっさり返事した。


この決断が、間違いだったと後で気付く。
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