私と上司の秘密
「凛にも、もっと、もっと、構って、身体中
全部愛したいんだけど、でも、俺、今の状態だと、凛を壊しそうで、無理をさせそうでさ。
自制心保つの大変だけど、頑張って何とかしている状態で…。」


圭介は、髪が乱れるくらい頭を掻いた。


そして、照れている表情を見せた。


そんな圭介が愛しく思う。


「なーんだ。
そんな事だったんだ。
私、壊れませんって。」

そう言うと、


「凛、そんなに俺としたかったんだ。
素直に伝えてくれたら良かったのに…。」

「ち、違います。」

手遅れだった。


私の脚を軽く触りながら、圭介の不敵が浮かべた笑みに、自分で発した言葉に後悔した…。


この後、

「無理はさせない。」

と言っておきながら、私をいつもよりは優しくしながらも、それでも、何度も何度も乱され、身体中に赤い華をこれでもかと言うくらい付けられ、そして、抱き潰されてしまった…。


『今度圭介に話す時は、話す言葉に気を付けるよう…。』

と後悔した。
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