私と上司の秘密
食堂は、セルフサービス方式になっていて、
自分で取ったものをトレーにのせて、
空いていたテーブルの席に清水君と、
向かい合わせで席についた。


二人で食事をしていると、私達の座っている
席を通る女子達が、振り返りざまこちらの
テーブルを見ていった。


『きっと、私の前に座っている清水君が
イケメンだから見ていくんであろう…。』


私が注目されている訳ではないが、沢山の視線に慣れていない私は、落ち着いてゆっくり
食事をとることも出来なかった。
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