私と上司の秘密
「俺も手伝ってやるから、早く終わらせて、
メシ、行こ。」


そう言って、私の頭を大きな掌で軽く
撫でた。


課長にまた誘ってもらい、おまけに、
普段厳しい課長が仕事を手伝ってくれるので、
嬉しく思った。


その後、課長が、仕事を手伝ってくれて、
…というかほぼ、してくれて30分程で
終わった。


「さすが、課長ですね。
仕事早いですね。」


感心しながら、正直思った事を呟いた。


異例のスピードで、課長に昇進したのも、納得
だ。


「当たり前だ。
褒めても、何も出んぞ。
お前が、遅すぎなんだよ。」

さっきの怒り口調ではなく、笑顔で答えた。
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