私と上司の秘密
「それより、凛、二人の時は呼び捨てで
いいって言ったろう。」


「えっ、だって、今、仕事中なんですけど。」

課長の意外な言葉に、戸惑う。


「二人しかいないんだから、もう、
いいんだ。」


そう一人納得したような口調で、呟きながら、
私の頬を手の甲で優しく撫でた。


何かが始まる合図のように感じた…。
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