ただいま。
あー、頭がおかしくなりそうだ。
動揺、不安、恐怖でめまいがする。
―――いや、もうとっくに、俺は壊れてる。
「鳴!おい!めーい!」
「っ、じゅ、ん」
「病院の帰りか?」
背後から声がしたと思えば、そこには潤がいた。
今帰りなのか。
「鳴・・・?」
「あ・・・?」
「・・・腹減ったってことだな!とりあえず俺んち行こう!」
「ちょっ!」
急な展開で、しかも無理やり、俺は潤に腕を掴まれたまま歩かされた。
「いやー、俺んちがすぐそこで良かった」
「おい!俺は家に帰って飯食えるし、しかも俺一言も腹減ったとか言ってな」
「何があったのか、詳しく聞いていいのか悪いのか」
「・・・は?」
「鳴も青葉も、お前ら2人とも病院送りとか、俺は絶対嫌だからな」