ただいま。

あー、頭がおかしくなりそうだ。


動揺、不安、恐怖でめまいがする。




―――いや、もうとっくに、俺は壊れてる。






「鳴!おい!めーい!」


「っ、じゅ、ん」




「病院の帰りか?」



背後から声がしたと思えば、そこには潤がいた。


今帰りなのか。




「鳴・・・?」




「あ・・・?」


「・・・腹減ったってことだな!とりあえず俺んち行こう!」



「ちょっ!」






急な展開で、しかも無理やり、俺は潤に腕を掴まれたまま歩かされた。


「いやー、俺んちがすぐそこで良かった」



「おい!俺は家に帰って飯食えるし、しかも俺一言も腹減ったとか言ってな」
「何があったのか、詳しく聞いていいのか悪いのか」



「・・・は?」




「鳴も青葉も、お前ら2人とも病院送りとか、俺は絶対嫌だからな」

< 24 / 35 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop