*生徒会の君と甘い文化祭*




この頃、変わり始めたこともある。




それは・・・・。




「・・・あっ、悠斗君!
これの買い出し一緒に行ってほしいんだけど・・・」




桃が積極的に悠斗に喋りかけ始めたこと。



あんなに永遠君、永遠君言ってたのに悠斗も不思議がってるようだった。




「・・・あぁ、そっか・・」



一瞬嫌そうな顔した。




悠斗、桃の誘いに乗らないのかな?



「分かった。行くよ」




「やったー!ありがとー。荷物重いから悠斗君が居ると助かるんだぁ」




なんだ、結局いくのか。




あたしの淡い期待なんてすぐに壊される。



悠斗に今すぐ全部嘘だったって、伝えれば許してくれるのかな?




そんなこと言えるはずもないのにそんな妄想をしてしまう。


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