優雅に舞う天使と花(加筆修正版:更新中)
私の好きな濃いめの緑色。

「……ありがとう、優雅さん。」

私は湯呑みをそっと持つと

フーッと冷ましながら少しずつお茶を啜った。

優雅さんも私の隣に湯呑みを置いて

テーブルに置いていた携帯を左手に取ると

私の真横に腰をおろした。

「……ふぅーっ、あったかい…おいしい。」

泣いて頬が乾いてるけど

お茶の温かさにほっとして

ふぅーっと息をはいた私を見た優雅さんは

「…涙止まったみたいだな。」

と言ってフッと口角を上げながら

片方の手で湯呑みを持って一口お茶を啜った後

「……ちょっと大事な電話するから待っててくれ。」

と湯呑みを置いて

左手に持っていた携帯をオンにして操作を始めた。


大事な電話?仕事の?誰に電話するの…?


何だか気になってきて

私も飲んでいた湯呑みを置くと

通話ボタン押して携帯を耳にあてる優雅さんに

チラリと視線を向けた。

「……大丈夫だから。」

優雅さんはボソッと言いながら私の頭を撫でると

電話の相手が出たのか

「……あっ、もしもし、赤羽だけど。
今電話しても大丈夫か?
誰かと一緒ではないか?」

とその相手に話し始めた。
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