あまのじゃくな彼女【完】


「あら、吉村さんプロポーズの返事してないの?会長にも緊張してないみたいだったから、てっきり話進んでるのかと」

「そうだ相澤。こいつは俺の渾身のプロポーズを保留にする大物だ」

「違っ!!って、相澤さんなんで!」


何でそんな話になってるの?いやそれより、何で相澤さんが私達の事知ってるのよ。


「相澤なら最初っから知ってるぞ。めいがここに来た日、あいつ部屋戻ってきたからな」

「ほんと焦りましたよ。新人来たと思ったら、上司とイチャついてるんですから」

「そっ…違っ…相澤さぁん」


あり得ない失態に半泣きになる私を、楽しそうに見るシュンちゃんと相澤さん。

「どんな新人か心配だったけど、吉村さんマジメだから安心したわ。あ、私しか知らないから安心してね。今のところ、だけど」

ふふっと楽しげに笑う相澤さん。ほんっと…良いコンビだと思う。


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