あまのじゃくな彼女【完】
「それで?芽衣子くん。やっぱり隼人との結婚は嫌かい?」
「そんな、嫌だなんて!」
「そう?じゃあ結婚したい?」
「そりゃあしたいですよ!!」
勢いのまま言い切ってはたと気づく。ニヤニヤ顔の3人、互いを見ては満足そうに頷いている。
はっ…謀られたっっ!!
「いやぁ、ここまで来た甲斐があったよ」
「会長ったら、あんまり秘書の方を困らせてはいけませんよ。ふふっ」
「用が済んだならさっさと仕事に戻れよ、会長」
視察なんてでっちあげ。
会長は私にそれを言わせるためにわざわざここまできたらしい。