You are The One.
体育祭当日、私の学校では、午前がリレーや徒競走などのグラウンド競技、午後からは体育館内での競技と、外ではサッカーがある。


武道場では卓球が行われ、バレーとバスケは体育館を半分半分使う。


私達は1回戦目は楽々の圧勝だった。


男子も勝ったみたい。


2回戦目も男女とも圧勝。


準決勝、女子はそこまで相手が強くなかったんだけど…

男子はバスケ部の多い組みと当たることになった。


お互い点を入れては入れられて…って感じ。


第3クォーターになると、ディフェンスをすることが多かった勇大君が、オフェンス重視にかわった。


途端に得点も増え、だけどその分相手への隙も増えちゃって相手も得点倍増。


残り5分の時点で、うちのクラスは93点、相手は95点。


それからはどちらも点を入れれず、後一秒!


ヤバイっと思った瞬間勇大君がシュートをうった。


ビーーー…


結構な距離があったから、無理かもしれない。


そう思った時だった。


ドン…ドン…ドンドンドンドン…


ボールの弾む音。


きれいに勇大君のブザービートは決まった。


やった!


「ナイス!」


そう叫ぼうと思ったけど、結局叫んだのは葉月ちゃんだった。


彼女でもない、私が何を言おうとしてるんだ…。


私達は決勝の相手が強いって言われてたんだけどぉ…


そうかな?


142対28で勝っちゃった!


男子も、決勝の相手は意外にも強くなくて、圧勝。


他の競技も私達のクラスは強かったらしく、2年生の活躍のおかげで私達の軍が優勝した。
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