先輩とアタシ

4日ぶりの再開!




◇大輔side◆


疲れた体をベットから起こした。


時刻九時前。


昨日の夜こっちに帰ってきて、今日はいよいよ小夜に会える。


着替えてご飯を食べて、小夜の家に迎えに行こうとすると、


「今日小夜ちゃん来るんでしょ?楽しみねぇ。」


と、母さんがウキウキしていた。



「来るけど、あんま気使わないでいいから。じゃ、迎え行ってくる。」


小夜の家族へのお土産をもって家を出る。


4日が嫌に長くて、早くも会いたかった。


小夜の家に着いて、緊張しながらチャイムを押した。


パタパタと足音が聞こえてくる。


急いでる様子が想像できて、自然と顔が綻んだ。


そしてドアが開いて、そこに居たのは。


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