先輩とアタシ


「よし!あとは焼き上がるのを待つだけだね」


『うん!』


カップケーキをオーブンに入れて、アタシと尋佳は一休み。


「小夜はお兄ちゃんに何あげるの?」

お母さんが煎れてくれた紅茶を飲みながら、尋佳が言った。


『うーん‥‥一応トリュフ作りたいなあって思って‥でも上手くできるかな‥‥?』

料理はかなり初心者のアタシ;;

でも先輩は料理とか上手いみたいだし、不安だよーっ‥‥。


「良いじゃん。トリュフお兄ちゃん好きだよ。大丈夫!手伝うから!」

『ありがとうーっ。尋佳は何あげるの?』

「あたしはガトーショコラかな?」


ガトーショコラかあ。。。

さすが尋佳!!
上級者だなあ。


よし!
あたしも頑張って作ろう!


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