闇夜に輝く星
無事に買い物が終了して外に出るとあいにく雨が振りだした。
「雨かぁ。傘もってないや。ちょっとくらいなら、濡れても帰ってすぐにお風呂入れば大丈夫でしょ!」
なんて甘く考えたのがばかだった。
心の家に戻り買ったものを部屋のテーブルにおき、今度は自分の家に戻ろうとまた外へでた。
「コホッ……。ハァハァ…」
家までまだ距離があるのに呼吸が荒くなってきてしまった…。
「ゴホッ、ゴホッ。ケホッ。ハァハァ…。」
ついに本格的な発作のようになってきて苦しい。