恋愛遭難★恋は水もの〜パツンと教訓!〜

「いや、わかってもらえて良かった。で、さっき山田になんかお願いしてませんでしたか?」

私を完全無視して男2人で、話を進めていた。


「はい、実は……」


ーーーなんか……頭にくる!

男性は、404号室に住んでいた女性のフィアンセで名前を阿部さんというそうだ。


阿部さんは、
「もう一度会えるなら会いたい。さよならも言えずに彼女は逝ってしまったから……悔やんでも悔やみきれなくて……」
話しながら涙を浮かべている。


「だから、七郎が……あ、彼女が飼ってた犬の名前です。七郎が現れたなら、彼女も現れるんじゃないかって……」


阿部さんの話に深く頷く課長は、思いがけないことを言いはじめた。
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