幼馴染と甘恋っ!♡
「…北野くんね、私初めは
北野くんのこと、好きじゃなかったよ」
「…ふふっ。うん」
北野くんの吐息で、また私の前髪がふわっと浮く。
「…でもね、今は違うの」
「うん」
「北野くんのこと、すごく好きだよ」
「うん」
「…友達で、いてくれる…?」
「…うーん…」
今まで優しかった北野くんの声が、急にうめき声になって焦って顔を上げる。
「…ダメ、かな…?」
そう言うと、北野くんはトンッと私の肩におでこをのせた。
「…海崎に、ちゃんと告白して。」
「…え?」
「小南が、ちゃんと海崎に振られてもないのに
俺が勝手に海崎に負けるなんてやだ。」
「…でも…」
「それに…」
北野くんは私から離れて、ベンチの背もたれにもたれ掛かった。