現代のシンデレラになる方法
慣れてきたところで、ゆっくり腰を使い始める。
段々、呼吸が荒くなってきて小さな声が混じり始めた。
だけど恥ずかしいのか、下を向いてしまった。
声も必死に我慢しているよう。
そんな我慢できる余裕さえ奪ってしまいたくなるが、初めてなのにそこまで無理はさせられない。
もうこうやって直接肌を触れあっているだけでも、いっぱいいっぱいのようだから。
だけど顔はしょうがないとして、せめて声は聞きたい。
「ひなた、声我慢しないで」
そう言うと、ふるふると顔を横に振る。
そんなひなたに少しだけ意地悪。
赤い耳にキスをした。
「せ、先生……っ」
あわあわと、俺を呼び止めるような声。
耳からだんだん下がって、首元、鎖骨にキスをしていく。
胸元まで下りてきて、その先端に口づけし口に含む。
すると、漏れる可愛い声。
それは耳元のすぐ近くで直接的に流れ込んでくる。
……まずいな。
自分で声が聞きたいと言っておきながら、情欲をそそられるには十分過ぎる刺激。
少しだけ、少しだけなら。
そう、ひなたの無理のない程度にと自分に言い聞かせながら、ひなたの腰を掴んで動かし始めた。
「先生……っ!」
ずっと下を俯いていたのに、一瞬顔を上げて俺の目を見る。
眉間に皺を寄せて、赤く蒸気した顔。
止めたいのか俺の腕を懸命に小さな手で掴む。
エスカレートして、ひなたの腰を動かしながら下から突き上げた。
すると、ひなたの可愛い声が断続的に俺の耳に直に響いてくる。
吐息が耳にかかり、もうたまらず、その体を離して再度ベッドへ押し倒した。
突然体を離したことに、ひなたが少し驚いたように俺の顔を見る。
「せ、先生……?」