ベランダから見える星
「あっそういや千香が『静と出掛ける』ってガキみたいに騒いでたけど。」


「その千香は?」


「部屋で化粧でもしてんじゃね−の?」


これは行くことになるな。


私は少しペースを早めにご飯を食べた。


それからシャワーを浴びて軽くメイク。


私が部屋から出て来たとき,千香は拓海に詰め寄っていた。


音緒の姿は見当たらなくなっていた。


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