ベランダから見える星
もしかしたら千香は…


そんなことを思ったから。


実だったら千香を預けられる。


千香には幸せになって欲しい。


けど乗り越えなければならない壁があったね…


翌日。


朝起きてリビングに行くと学校は休みなのに拓海が起きていた。



「おはよ。
 早いね?」


「はよ。
 今日も学校あるからさ。」


『大変だね』と言いながら私は顔を洗おうと洗面所へ向かった。


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