ベランダから見える星
「ありがとね…」


私はそっと呟いて葵の手を解き,近くにあったブランケットを葵の肩にかけ部屋を出た。


初めて見たリビングは男の1人暮らしとは思えないほど綺麗だった。


まぁ物が少ない…いや,ないに等しいからなのかもしれないけど。


今は7時。


今日は学校がある。


1回帰らなきゃ…


そうは思うけどまだここにいたいというのが本音。


私はキッチンに入り冷蔵庫を開けた。


以外にも色々な食材が入っていた。


しょうもない物ばかり入っているものだと思ってたのに…。


関心しながらも適当に冷蔵庫から出して調理開始。


< 229 / 401 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop