ママのあたしが恋をした。
でも…






和登にオムライスを一口あげた後…







気付いたの。






姫と同じノリで“あーん”とか言っちゃったことに!






恥ずかしさで顔が熱い。






「んじゃ、香流も。」







和登のオムライス。






見た目は普通なのに、今まで食べたオムライスの中で1番美味しかった。







「そろそろ帰るか。」







ここに来た理由は姫にクリスマスツリーを見せてあげるため。







だから要件が済んだら帰るのは当たり前。







でも…







和登と離れるのが寂しくて。






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