ママのあたしが恋をした。
「もう一泊していい?」






え!?






あたし…






顔に出てた?





「うん!」






和登とまだ一緒にいられるんだ。







そう思うと嬉しくて。







多分ずっとニヤニヤしてたと思う。







「和登大好き!」






「…俺も。」






和登がこの時寂しい気持ちでいたことにはあたしはまだ…







気付いていなかった。



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