*ヒーローボーイズ*
「う、うるせぇ!今はそんな事言ってねーよ!」
「そうだね、だいぶ柔らかくなったと思うよ」
へぇ、修二にそんな頃もあったんだ…
「てか、んな事言うならお前らはどうなんだよ!今より何倍も酷かったじゃねーかっ」
「しょうがないじゃん、だって俺達あの時はすっっっっっごく暇だったんだもーん」
「そうだよ、暇で暇でしょうがなかったの。だからあーんなことして紛らわすことしか出来なかったんだよ〜」
「そりゃただの暇潰しだろーが!お前らのソレに巻き込まれて何人犠牲者が出たと思ってんだよ!」
「「それはお互い様〜」」
「くッ…」
この人達見てると飽きないわ…
「プッ、あははッ」
「おっ、和奈ちゃんようやく笑ったね?」
「えっ…?」
明良の言葉にキョトンとする和奈。
「だって和奈、顔がずっと不安そうだったんだよ?だから笑ってくれて嬉しい!」
「…美月」
あたしも、久しぶりに和奈の笑顔見れた気がした。
それからあたし達は他愛もない話で盛り上がり、いつの間にか倉庫に着いてしまっていた。
「…でっかー!!」
「これ、ほんとに倉庫?」
「フッフッフッ…どうだ!俺達の倉庫は特別デカイんだぜ!!」
「皆はここで何してんの?」
「「色々だよ〜」」
そっか、色々ね…
「藍斗、もう着いたから起きてっ」
「……あぁ…」
あ、まだなんか眠いみたい…
「じゃあ2人共、どうぞ中に入って」
「お邪魔しまーすっ」
「…お、お邪魔します」
「「和奈ちゃん緊張しすぎ〜(笑)」」
「…っ、」
あ〜ぁ、和奈今日はほんとにどうしたんだろ?…何だか落ち着きがないっていうか、いつもの和奈なら…
『私に気安く話し掛けないでよ、てか近寄るなゲス野郎。美月、こんなのと一緒にいたら馬鹿が余計感染るから離れなさい』
…とか言ってるはずなのに。
「あっ!藍斗さんお帰りなさい!!」
「…あぁ」
「明良さん、その後ろの2人は誰ですか?」
「ん?あーお客だよ、この子達は特別だからあんまり失礼のないようにしてくれ」
「「「「はいっ!!」」」」
何かここ、厳つい人っていうか…不良?が多くない?