*ヒーローボーイズ*
「えへ☆」
「てへ☆」
「うへ☆」
双子は可愛いよ、でも修二はちょっとやめた方がいいと思うよ…
「じゃあ付いて来て。あ、はカバン持つよ」
「ううん大丈夫」
「そ?なら行こっか」
あたしと和奈は前と同じ幹部室に案内された。
~和奈~
美月に助けを求められた。
なら助けないわけにはいかない、だから私は全力で美月を助ける。
でも、この子は自分からは何も言わない…だから何があったかが分からない。でもそれを無理矢理聞くとなると美月は壊れる。
だから、慎重に…美月に辛い思いをさせない為にも私が頑張らないと…
ねぇ、あなた達なら助けられるはず…あの子を闇から救い出してあげて、お願い……
~藍斗~
散歩を終えて倉庫に帰ると下っ端の群れの中で楽しそうに笑う美月と和奈が居た。
何をしに来たと言えば、和奈はハッとした表情で何かを思い出し、さっきまで笑っていた顔が嘘のように暗くなった。
「じゃあ付いて来て」
明良が2人を部屋に案内した。その後を俺達も付いて行く。
美月自身は、何故ここに連れて来られたのか分からないというように顔が強ばっていた。
その不安がる美月の手をしっかりと握る和奈、それはまるで安心しろと言っているかのようだった。
……嫌な予感がするな。
俺は少しだけそう思った…