レモンキャンディ





「ねぇ、さおりちゃんと竜ってやっぱりそういう関係なの?」



突然のお母さんの言葉が理解できず、
プティングをプレイバックしそうになる。



「あ、あの!?」




「あのね、違うのよ!別にだめとか言ってるんじゃなくてね、親としてやっぱり最低限のことは知っておかなくちゃねってね?」



竜ママはとっても慌てて付け加えた。



「違いますよ!私竜のこと異性としてみたことありません!!」



どこかで2回ほどくしゃみをする人が約1名。



「あら、でも昔竜がさおりちゃんに告白されたんだーってそれはそれは嬉しそうに話してて、、、」



「それはなんていうか、、、
竜は小さい時私の憧れだったんです。」




そう、
かっこ良くて
誰にも優しくて
いつもみんなの中心にいて
キラキラ輝く竜が私には本当に素敵に見えていた。



「だけど、ある日気付いたんです。
昔、小学生のとき竜が他の女の子に告白されていたんです。
私それをみてなんとも思わなかったんです。」



本当になんにも。

別に付き合ったっていいって思った。




「だから私は竜のこと好きとかじゃなくて自慢の友達っておもってたんだなーって。」




「そっか、、、。」



ゆっくり頷く竜ママ。




「これは竜ちゃん厳しいぞ。」



「なんですかー?」



うまく聞き取れず聞き返すものの、
さらっと竜ママにかわされてしまった。





ブーブー



LINEの通知がくる。


どうせ広告かなと思ってなにも考えずに開く。





『今どこにいますか?

ー大矢涼介ー』




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