AfterStory~彼女と彼の話~
side佐々原海斗

風呂から出て甚兵衛に着替え、麻衣がお風呂に入っている間、俺は布団の用意をし、畳の上にあぐらをかいて座り、スマホで明日の天気を確認する。

漁から帰る時の空は曇りだったが、風があったので流れていく筈だから、明日は大丈夫だ。

部屋のドアが開かれ寝間着用の浴衣姿の麻衣が入ってきて、思わずゴクッと唾を飲む。

麻衣と会ったのは3ヶ月ぶりでずっと会えなくて、抱きしめる事も出来なくて、さっき言った兄ちゃんが羨ましいのは本当だ。

俺は麻衣の腕を掴んでグイッと引き寄せ、後ろから抱き締めて、首元に顔を寄せる。

「やっと、こう出来る」

麻衣が抱き締める俺の腕に手をそっと重ねる。

「私も、あ…」

俺は麻衣の首に唇を這わして、浴衣の帯を緩め、肩をあらわにさせて、小さな音を出して啄んだりする。

2人しかいない和室に麻衣の小さな熱い吐息が部屋の温度を熱くさせ、俺はゆっくりと麻衣の浴衣の上を手で降ろして、白い肌が見えると唇を当てて赤い痕を色んな場所に刻んでいった。

「海斗さ…」
「ずっとあんたに触れたかった」

部屋の電気を消して、窓から差し込む灯りを頼りに布団の掛け布団をバサッと退かし、麻衣をゆっくりと布団に押し倒て、俺は甚兵衛の上を脱いで麻衣の上に覆いかぶさり、麻衣の浴衣からはだけて見える膨らみに唇を這わす。

麻衣は俺の唇の動きや手の動きに体をビクッとさせ、口からはずっと熱い吐息が出て、そろそろ限界だ。

「いいか?」
「は…い…、ぁ、あぁ!」

ゆっくりと俺自身が麻衣の中に進むと、俺の意識が遠のきそうで麻衣の手を握り、指を絡めてゆっくりと動こうとするが、麻衣の感触が久しぶり過ぎて進む力を緩める事が出来ない。

「悪い…、止まら…ない…」

俺が動くたびに麻衣が艷やかな声を出し、肌同士が触れる音が耳を刺激して益々聴きたくなる。

俺は麻衣を起こして俺を跨ぐようにさせ、浴衣の帯を外し、浴衣を全て脱がし、下から強く揺さぶると、麻衣が俺の首に腕を回して、顔を俺の左耳に寄せ、口からは小さな声を沢山出していった。

「海斗さ…、海…さ…、ん…」

それ以上、声を出されると果てそうで唇で塞ぎ、お互いの熱を激しく絡め合う。

何度も揺さぶって麻衣の声を出させて、俺の身体が火照っていき、果てたいのを抑えるために繋がったまま麻衣を布団に横にさせ、更に求め合った。
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