AfterStory~彼女と彼の話~
├九条麻衣✕佐々原海斗の場合
side九条麻衣
タウン情報部のデスクで黙々とキーボードを打ち、お昼になってお弁当を食べながらファッション部から受け取ったプロフィール帳のサンプルに目を通す。
私って海斗さんの名前と姫川編集長の弟だって言うのしか知らないし、部活って何をしていたんだろう。
う〜んと考えながらブロッコリーを食べていると、編集部のドアが開いて高坂専務と会議を終えた姫川編集長が入って来て、自分の席にドカっと座った。
「何処まで進んだ?」
「清書は終えて、午後からは広告のレイアウトをやります」
「変なバランスで表示させるなよ」
「分かってます!」
なんでいつもムカつく言い方をしてくるのだろうと、金平ごぼうをバリボリ食べながら思う。
スマホの画面が揺れたので手に取って表示させると、海斗さんからだったので開いた。
『六時に着く』
やったぁ、今日は海斗さんが私の所に来るので定時には四つ葉のビルを出ようと決め、玉子焼きをバクッと食べた。
「今日は定時には出ます!」
「アイツが来んのか」
「ええ。そうだ、姫川編集長って学生の頃は何か部活をしていました?」
私はプロフィール帳に書かれていた項目の中から、1つの質問を姫川編集長に投げた。
「部活?」
「今、ファッション部からサンプルで貰ったプロフィール帳があって、こういった質問があるんですよ」
「小学は地元に海があったから部活に入らず海に潜ったり、山で遊んでたな」
「想像が出来ますね」
「中学は助っ人で剣道、高校は調理実習部」
姫川編集長の言葉に、隣のスポーツ部の人達が振り向く。
「剣道は分かりますが、高校時代の部活が姫川編集長に合わないというか」
田所副編集長がそう言うと、皆でうんうんと頷く。
「調理実習部っても、男子校だったから先生も男でよ、唐揚げや焼きそばとか、食いたいものを作れるから入ったな」
「な、成る程」
姫川編集長が男子校って言うのがピッタリだし、まさかの調理実習部とは…、海斗さんの学生時代もどんなだったか聞きたいな。
タウン情報部のデスクで黙々とキーボードを打ち、お昼になってお弁当を食べながらファッション部から受け取ったプロフィール帳のサンプルに目を通す。
私って海斗さんの名前と姫川編集長の弟だって言うのしか知らないし、部活って何をしていたんだろう。
う〜んと考えながらブロッコリーを食べていると、編集部のドアが開いて高坂専務と会議を終えた姫川編集長が入って来て、自分の席にドカっと座った。
「何処まで進んだ?」
「清書は終えて、午後からは広告のレイアウトをやります」
「変なバランスで表示させるなよ」
「分かってます!」
なんでいつもムカつく言い方をしてくるのだろうと、金平ごぼうをバリボリ食べながら思う。
スマホの画面が揺れたので手に取って表示させると、海斗さんからだったので開いた。
『六時に着く』
やったぁ、今日は海斗さんが私の所に来るので定時には四つ葉のビルを出ようと決め、玉子焼きをバクッと食べた。
「今日は定時には出ます!」
「アイツが来んのか」
「ええ。そうだ、姫川編集長って学生の頃は何か部活をしていました?」
私はプロフィール帳に書かれていた項目の中から、1つの質問を姫川編集長に投げた。
「部活?」
「今、ファッション部からサンプルで貰ったプロフィール帳があって、こういった質問があるんですよ」
「小学は地元に海があったから部活に入らず海に潜ったり、山で遊んでたな」
「想像が出来ますね」
「中学は助っ人で剣道、高校は調理実習部」
姫川編集長の言葉に、隣のスポーツ部の人達が振り向く。
「剣道は分かりますが、高校時代の部活が姫川編集長に合わないというか」
田所副編集長がそう言うと、皆でうんうんと頷く。
「調理実習部っても、男子校だったから先生も男でよ、唐揚げや焼きそばとか、食いたいものを作れるから入ったな」
「な、成る程」
姫川編集長が男子校って言うのがピッタリだし、まさかの調理実習部とは…、海斗さんの学生時代もどんなだったか聞きたいな。